〈日本二十六聖人記念館〉モザイク壁画 修復プロジェクト始動!
長崎市にある日本二十六聖人記念館の東西壁面にあるモザイク壁画を修復し未来に繋げようというプロジェクトが2022年5月より始まります。
このモザイク壁画は、この施設を設計した建築家 故・今井兼次が指揮して1962年に完成されたモノです。
(西側)「 新徳の壁 」約95㎡
(東側)「 望徳の壁 」約60㎡
記念館の中には、長谷川路可の最後の遺作となるフレスコ画も現存しています。
西坂公園からの全体像です。広場正面にはここで殉教された26聖人を模したブロンズ群像があり彫刻家:船越保武の作品です。
奥に見える2つの塔がそびえる聖フィリッポ西坂教会(カトリック西坂教会)も今井兼次の設計です。
どちらも長崎市の景観重要建造物に指定されている歴史ある建造物です。
これからこのブログにて、この施設の事、今井兼次の事、様々な歴史的な事、そして修復の作業やそれに伴い僕が感じた事などを綴っていきたいと思います。