未来へ繋ぐ光

この度、長崎市にある日本26聖人記念館の西側モザイク壁画「信徳の壁」の修復工事を無事に終えることができました

建築家、今井兼次さんによる60年前の作品で、敬虔なキリスト教徒であった彼が熱い想いを込めて取り組んだ約100㎡に及ぶ国内最大級のモザイク宗教壁画です

そんな貴重な壁画も、以前は遠くの方から見えたらしいのですが、時代の変容と共に今ではビルなどに囲まれてほぼ見えなくなり、ひっそりと佇んでいます

長崎市民の方でも(存在を)知らなかったという声が聞こえたくらいです

未来に引き繋ぐべき価値のあるモノでも、日々日常において中々それらに光があたる事はありません

またそれに光りを当てる為には ただの1人では難しいのです

所有者の理解、専門家の技術、そしてそれを伝達するマスメディアのチカラ

様々な要素が合わさって、やっと光が当たるのです

この度、様々な方々のチカラが合わさってこの壁画にも光が当たりました

そのいくつかを紹介したいと思います

 

長崎放送さんに取り上げられた動画です▼▼

 

 

≪ 読売新聞さんの記事

 

 

 

きっとこの壁画が光を求めたんだと思います

それはまるでクジラが息継ぎをするかの様に

未来へと繋がる光の道を

 

 

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